医療・ヘルスケア分野の社会課題を解決するワーキンググループを開催しました(2025年6月21日(土))

本ワーキンググループでは、事前に提示された10のテーマ候補の中から、参加者が最も関心のあるテーマを選択し、3~5名の小グループに分かれて討議を行いました。テーマは医療・ヘルスケア分野における喫緊の課題を中心に構成されました。
各グループは、現状の課題整理から始まり、ビジネスとしての実現可能性や社会実装の視点を交えながら、限られた時間の中で活発な議論を展開しました。討議の成果は、当日中にスライドにまとめて発表され、参加者全体に共有されました。

<今回討議したテーマ>
・医療ビッグデータを活用した政策決定支援
・医療機器産業発展のための課題と新規ビジネスチャンス
・高齢化社会を支える新たな医療・介護サービスモデル
・医療ツーリズムを活用した地域活性化の具体策
・予防医療を普及させる官民連携とビジネスの可能性

事後アンケートでのフィードバックを一部抜粋して紹介いたします。

「異なる方々やヘルスケアに関するテーマを議論し、新たな発想や気づきにもつながっている事で、改めて貴重なご機会となりました。ワーキンググループは非常に面白くて、議題も非常に社会的に貢献ができるトピックとなり、もっと時間あるいは長い期間での企画となれれば深堀ができそうなものになるのではと思いました。」

「単なる交流会ではなくてワークショップという形式をとることで参加者のモチベーションが高く、医療介護に対する課題感を明確に持っていたため、次につながると感じた点が良かったです。グループワークが結果的に3人であったが、だからこそ深く話せたのは良かったです。懇親会はグループワークの後ということもあり、他のチームのワークに対する会話ができたことも印象に残りました。」

「技術、海外、政策と異なった視点で課題について議論をすることで課題解決への示唆を深めることができました。多様な知見・視点をもつ人が集まっての議論が有意義でした。ビッグデータ活用の課題やその課題を解決していくために何をするべきなのかというディスカッションを通じて考えることができ、とても参考になりました。」

「どのワーキンググループの発表からも多くの学びがあった。懇親会参加者からも同様の感想があった。それぞれのグループで、実務での知識や経験に裏打ちされたディスカッションができたことの現れだと感じた。どれも興味深いテーマで2時間という短時間でしたが、各グループのプレゼンが良くまとまっており、わかりやすかった。」

今回のワーキンググループでは、限られた時間の中でも多くの示唆が得られ、参加者間のネットワーキングも活発に行われました。今後は、今回の討議内容をもとに、継続的なテーマ設定や社会実装に向けた取り組みを検討していく予定です。