ホスピタリティ・観光業界は、日本の成長業界として期待されています。同時に、生産性向上や人材不足の解消など喫緊の課題にも直面しており、課題解決に向けた対策が求められています。

一橋ビジネススクールでは、ホスピタリティ・観光業界の高度経営人材育成を目的に、国土交通省観光庁の支援を受けて、2018年度から経営管理プログラムのサブプログラムとしてホスピタリティ・マネジメント・プログラムを開講しています。また、開講当初から、ホスピタリティ・マネジメント・プログラム研究会を開催し、第一線で活躍する実務家の方の講演、学内外の参加者との議論を通じて、ホスピタリティ・観光業界への理解を深め、ネットワーキングの場を提供してきました。

このたび、戦略的経営者研究会の分科会として「ホスピタリティ分科会」を設立することになりました。ホスピタリティ・マネジメント・プログラム研究会の実績を活かし、次の目的を掲げ、ホスピタリティ・観光業界へのさらなる貢献を目指します。

ホスピタリティ分科会の目的
1)ホスピタリティ・観光業界のマネジメントについて理解を深める。
2)ゲストスピーカーや参加者同士のネットワーキングの場とする。
3) ホスピタリティ・観光業界が抱える経営上の課題解決に資する人材やネットワークを形成する。

分科会の開催は、随時、こちらのサイトでご案内します。
ご関心のある方は、どなたでも参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。

お問い合わせ
ホスピタリティ分科会事務局:sba-chm@hub.hit-u.ac.jp

これからのイベント

第1回ホスピタリティ分科会「インバウンド・観光領域でどうスケールを目指すか?羅針盤の挑戦」開催

第1回ホスピタリティ分科会は、株式会社羅針盤 代表取締役 佐々木文人様にご登壇いただいて開催します。

佐々木様は、株式会社羅針盤の代表取締役として、「旅の目的地を創出して、日本の観光をリードする」ことを目指し、宿泊管理事業、トラベル事業、着物レンタル事業、地域プロデュース事業を手掛けていらっしゃいます。
観光・ホスピタリティ産業は日本のリーディング産業と言われながら、インバウンド客の訪問先は都市部に集中しており地方への誘客が課題となっており、また関連企業の労働生産性や収益性は低く、「稼げる産業」とは言い難い状況です。
本研究会では、「インバウンド・観光領域でどうスケールを目指すか?羅針盤の挑戦」と題して、日本の観光をリードするための同社でのお取り組みや、佐々木様のこれまでの活動や今後の構想、観光産業への想いについて講演いただきます。観光・ホスピタリティ産業が日本の真のリーディング産業として「稼げる産業」になるために、佐々木様のご講演とみなさんの議論を通じて考えたいと思います。
皆様、ふるってご参加ください。

日時:2025年9月6日(土) 16:30-18:00(終了後懇親会開催予定)
テーマ:「インバウンド・観光領域でどうスケールを目指すか?羅針盤の挑戦」
講演者:株式会社羅針盤 代表取締役 佐々木文人様
会場:一橋大学千代田キャンパス1階 大講義室
参加費:無料(懇親会費は別途)
・満席に達した場合はお申し込みを締め切らせていただきます。
・講演は日本語で行われます。This session is to be held in Japanese.
参加申込:以下よりお申し込みください。
「インバウンド・観光領域でどうスケールを目指すか?羅針盤の挑戦」参加申込

<佐々木文人様 プロフィール

東京大学経済学部卒業後、株式会社損害保険ジャパンを経て、ボストン・コンサルティング・グループへ。在職中、新規事業開発・営業改革のプロジェクトに従事。企業の売上拡大・業務効率化に貢献。結婚後退職し、1年間の世界一周新婚旅行を経て2014年に株式会社ノットワールドを創業。2023年4月より株式会社羅針盤の代表取締役として、観光業の未来を指し示す 「羅針盤」になりたいという想いを胸に、「旅の目的地を創出して、日本の観光をリードする」存在を目指している。
全国通訳案内士、総合旅行業務取扱管理者。
観光庁「地方部における観光コンテンツの充実のためのローカル人材の持続的な確保・育成に向けた有識者会議」委員、同「観光コンテンツ事業者の収益性改善モデル構築事業」委員、観光庁「令和7年度地域周遊・長期滞在促進のための専門家派遣事業」登録専門家
 

過去のイベントの一覧

分科会の活動は、開催後に掲載します。

 

ホスピタリティ・マネジメント・プログラム研究会の活動についてはこちらをご覧ください。