第6回講演会「医療DXによるライフサイエンス事業の革新戦略」を、岡部篤史様(ATK Group株式会社 代表取締役CEO)にご登壇いただいて開催しました(2025年10月7日(火))。
岡部篤史様は、ATK Group株式会社の代表取締役CEOとして、医療とデジタル技術の融合を推進する第一人者でいらっしゃいます。慶應義塾大学経済学部から、東京医科歯科大学大学院に進学し、医歯学総合研究科を修了(医療管理学修士)され、現在も同大学で研究を続けています。経営学と医療管理学の両面に精通する稀有なバックグラウンドを活かし、医療DX、AI活用、オンライン診療など、次世代の医療モデル構築に取り組んでおられます。
キャリアの初期には、IT企業でEXITを経験。その後、RPAやAIの領域でCSO(最高戦略責任者)やBEO(新規事業開発責任者)として3度のIPOを経験され、業界におけるデジタル変革をリードしました。さらに、DMM.comでは役員室長、ヘルスケア事業部長を歴任し、国内最大級のオンライン診療サービス「DMMオンラインクリニック」を立ち上げ、医療アクセスの新しい形を創出しました。また、フェムテック企業「スマルナ」のM&Aを主導し、女性の健康領域におけるデジタル化にも大きく貢献しています。
AI分野においても、日本初の医師国家試験合格水準の生成AI開発を成功させ、現在もBringOut社において、音声AIを活用した医科・歯科・介護とAIの融合を加速させています。
現在は、医療法人や薬局の経営、医療ビジネスの事業開発を通じて、「日本の医療をもっと身近にする」ことを使命に幅広く活動されておられます。
学術面では、東京科学大学医歯学総合研究科非常勤講師として医療経営の教鞭をとっておられます。
医療/介護DX、AI活用、フェムテック、オンライン診療、業務自動化など幅広い分野での知見を有し、最新の医療デジタル戦略や業界動向について、実践的かつ先進的な視点を提供されておられます。
医療とデジタル技術の融合は、ライフサイエンス業界における新たな成長の鍵となっています。
本講演では、医療DXの第一人者である岡部篤史様が、豊富な実務経験と先進的な知見をもとに、ライフサイエンス事業におけるデジタルトランスフォーメーションの最新動向と革新戦略についてお話しいただきました。
その他の経歴はこちら↓
- 東京科学大学 医歯学総合研究科非常勤講師
- 医療法人徳洲会 武蔵野徳洲会病院病院長補佐
- 小野薬品工業株式会社 事業開発アドバイザー
- 医療法人柏誠会 副理事長
- ファストドクター株式会社 顧問
- Ubie(ユビー)株式会社 顧問
- 株式会社Bring Out 事業開発プリンシパル
- DMMオンラインクリニック ファウンダー
- 一社 メディカルRPA協会 ファウンダー